すっきりしたシルエットのモダンデザインが流行ですが、
屋根をすっきり見せる軒ゼロの作り方は壁の雨漏りが多いです。
日経ホームビルダーのWEB記事のリンクを張ります。
築1年で「軒ゼロ住宅」の下地合板がびっしょり(日経ホームビルダー)
軒ゼロの壁の雨漏りは建ててすぐに大きな被害が発覚するようです。
瑕疵担保の保険が適用されるはずですが、
入居すぐに雨漏り・修理の工事は住む人には苦痛です。
デザイン優先よりも雨漏りのない作りを選択して欲しいと思います。
軒ゼロで雨漏り対策した製品もありますが、
軒ゼロの為、壁に当たる雨の量は多く、
台風など気圧差がある大雨の条件も考慮すると、
対策品でのリスクも相応にあると思います。
軒が外壁から30cmでると壁の雨漏り事故が激減する記事を以前読みました。
軒を出すのは30cmを最低の目安にするのが良いと思います。
デザインよりも雨漏りしにくい作りを第一にしましょう。