傾斜したマンションの事故
事故を防ぐには地盤調査の数を増やして支持地盤を確実に確認するのが大事です。
とはいえ、マンションの工事費にも限りがあります。
地下20~30mにある支持地盤を調査するには、
費用が30~40万掛かるボーリング(標準貫入試験)をたくさんやることは無理があります。
ボーリングだけでは足りない調査を補うのに、機械が小さく30mまでは地耐力を調査できる
「ラムサウンディング試験」というのがあり、土木やプラント工事では40年位前から使われています。
費用は10数万ですむので、ボーリング2~3回分の調査が出来ます。
設計した建築士か工事会社が費用が掛からない「ラムサウンディング試験」を知っていれば
調査箇所を増やしてミスを防ぐことが出来たでしょうね。
この数年は鉄骨などで地盤調査を安く済ますため採用が増えているそうです。
最近の機械は自動化されてオートマチックラムサウンディング試験となってます。
くわしくは下記リンク先を参照ください。