十条駅周辺西地区地区計画等都市計画案への意見を纏めて提出してきました。
十条駅周辺西地区地区計画等 都市計画案意見書
1.地域を無視した古臭い計画案
補助85号補助73号の計画線は過去一度も見直されたことが無く、
時代の変化に遅れた計画を無理やり実現を目指している浅はかな事業である。
駅前整備は都市の動線を分断する大きなロータリーを作り、駅および付近商店の利用客に大きな影響を与える。
人の行動を理解できない時代遅れの計画が進んでしまい都市を破壊する。
駅前整備は人的動線と車の動線を再度計画しなおし新しいヒューマニズムの駅前空間を作るべきである。
現計画案は白紙撤回をし5年の時間をかけて再考するべき。
同様に地域住民の理解が得られず実現が難しい73号線も白紙撤回をし、
73号線が無くても防災性を高める街整備が可能なのだから、
不燃化と必要な生活道路の整備に重点を移すべきである。
2.最新の知見で次世代の街づくりを実現させる
古い街づくりは手放し、最新の知見から次世代の街づくりを実現させるべき。
密集市街地火災に対して公園が類焼をとめ、避難生活復興への基点となることは自明である。
当該地域には廃校による区有地があり、等価交換から地域内に住み替えしながら公園を整備することができる。
古臭い道路事業に投資できる税金があるなら、防災と復興基点の整備を名目として予算の組み換えを行い、これからあるべき防災まちづくりの手本を作ればよい。
3.住環境を優先したまちづくりへ
商業と住環境の二つをまちづくりに掲げているが、現在および将来の日本経済の状況から、商業地区の拡大や高度利用の街整備は次の世代への借金をつくるだけ無駄なまちづくり。街づくりで無く都市の破壊でしかない。
商業地区の拡大は白紙撤回、住居地域・住居専用地域を中心とした都市計画とし十条地区の良好な住環境を維持する計画とする。
4.斜線制限に変る景観の良い快適な住環境整備
斜線制限は廃止し、道路側・隣地側・北側それぞれ壁面後退による町並み整備をおこない。
採光・通風を確保した快適な住環境が整備できる都市計画を整備する。
斜線制限により十分な家が建たずに進まない建て替えが壁面後退により環境に配慮しながらも以前より広く家が建つ条件となり、不燃化まちづくりが推進する。
5.案の理由書の内容が薄い
どちらの理由書も内容が薄く、具体性に欠けていて、その理由がなぜこういう案になるか解らない。