杭偽装件で昔のことを思い出しました。
20年位前は木造住宅の工事で地盤調査や地盤改良は珍しかった。
独立した頃(1998年)木造の2階建てで
スェーデンサウディング調査やると「大げさ」と工務店に言われた。
スコップで地面をちょっと掘って、
そこに鉄筋をさして「ずぶずぶ」じゃなければ
木造は大丈夫だよ。
それが常識だった。
その頃、地下撤去した更地のに木造を建てるので
柱状改良やったら工務店に「何無駄なことやっているんだ」
と言われた。
そこは、地下室を撤去してるので3mちょっと掘り返して埋め戻している
そこにべた基礎で建てれば大丈夫と判断するのが常識でした。
業界的に地盤の認識はその頃からあまり変わっていないかもしません。
その常識が20年前です。
体に染み付いている人がまだ現役です。
設計を依頼するのも、工事を依頼するのも
その点をよく注意してください。