木の板で防火地域でも3階建てができるようになりました。
専門的な話をすると外壁準耐火45分の認定を取得できた工法です。
研究・実験を重ねて「火バリ」という名前で商品化
http://www.vivid-gifu.or.jp/index.html#HOME
岐阜の木材協同組合が開発した45分準耐火の外壁
無垢の杉・ヒノキ厚さ3センチの板を張ります。
厚さのある無垢の木材は表面が焦げてからなかなか燃えません。
その木材の性質をしっかり研究して3センチの板を
火が燃え抜けないように張り合わせ部分の加工をして
これに室内側強化石膏ボードか石膏ボード重ね張
断熱材は無機質断熱材(グラスウールかロックウール)をつかって
45分準耐火の性能があると認定を取得しています。
この認定は岐阜県木材協同組合が取得していますが
杉・ヒノキの板材はこの認定の製材寸法を守れば
どこの産地で作った板でも完了検査とおります。
私の設計でも今後提案して使っていきたいです。
一級建築士事務所 匠拓:寺澤 秀忠
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