新型コロナウイルス感染対策のつづき。
今回は換気の対策。
新築はシックハウス対策でトイレや浴室の換気扇を使った
24時間換気が基準法の規則から工事されています。
高断熱高気密住宅では熱交換換気を設置する場合もあります。
今回の新型コロナウイルスでは自宅で療養される方も多く、
今後を考えると自宅療養で感染広がらない工夫が必要です。
その対策を考えたのが次の換気プランです。
新築前提のプランなので高断熱高気密住宅の熱交換換気を想定しています。
対策としては自宅療養に対応して寝室・子供室に排気の個別換気扇設置
各部屋個別に排気をとり室内を負圧にすることでほかの部屋への影響を抑えます。
玄関とSICも外から帰ってきて上着などのウイルス対策として排気の換気扇を設置。
今までの熱交換換気だけのプランに排気の換気扇が増えているので、
その排気分を補う給気の換気扇を1階2階それぞれに設置します。
熱交換をしない給気はエアコンで温度調節して室内に広がるようにします。
熱交換換気はフィルターでウイルスを除去できるので、
個別の排気換気扇を追加しなくても熱交換換気の設定で
療養の室内を負圧にできるシステムもあるかと思います。
それぞれ採用するシステムをメーカーに確認してください。
この内容もメーカー担当者に相談して活用してください。