代表プロフィール

寺澤 秀忠の自己紹介

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【寺澤 秀忠】

Hidetada Terasawa

1969年10月24日生まれ

東京都板橋区出身。

一級建築士 大臣登録 第273566号
社団法人 日本建築学会 正会員
社団法人 東京建築学会 正会員
特定非営利活動法人 伝統構法の会 役員

 ARCHITECTS STUDIO JAPAN登録建築家

「建築士として建物の設計を使途後にするには、
まずは実際に作っている工事現場を知って身に付ける。」と考え、

建設会社に就職をし現場監督として職人から多くのことを学びました。

その後、建築設計事務所に勤めて、木造住宅から鉄骨・RCのマンションなど、
多くの設計業務を経験し1997年に建築士事務所を独立開業しました。

建物は地震に強く、自然素材を使い、心から安らぐ設計を心がけています。
日本の気候風土に最適な作り、人の暮らしを豊かにする空間を提案します。

地震への強さは耐震等級3に対応し、粘り強く倒壊しにくい木造の設計を提案し、
外断熱にも対応した省エネ環境と自然素材の内装の安らぎの空間を提案します。

独学で日本の木造技術「伝統工法」の設計法を身に付け、独自の改良を行い
真の日本のすまい設計コンペにて提案をした「伝統構法200年住宅」は
林野庁長官賞を受賞いたしました。この作品を元に「土壁の家」を提案しています。

木造はプレカット在来工法の「自然素材の家」と手刻みの「木組みの家」を、
そして古民家と同じ伝統構法の「土壁の家」を提案しています。
鉄筋コンクリート造は「両面断熱コンクリート」を提案しています。

ハウスメーカーでは作れない設計技術と提案を行っています。

これからも出会いを大切に一つ一つの仕事を丁寧に対応して、
建てて喜ばれる家づくりのお手伝いをしてまいります。
■経歴
学歴
板橋区立常盤台小学校卒業

板橋区立上板橋第一中学校卒業

東京都立豊島高校卒業

中央工学校建築設計科卒業
職歴
建設会社工事部 勤務

設計事務所 勤務

1997年 設計事務所 設立
趣味
旅をすること・町並みを歩くこと・料理を作る・音楽を聴く
写真を撮る・工作(家具・小物)・読書・地域ボランティア
好きなもの
純米酒、シングルモルト、ジン、深蒸し煎茶、和菓子
嫌いなもの
化学調味料・ファーストフード・身勝手な人・了見の狭い人
受賞歴 第5回「真の日本のすまい」林野庁長官賞受賞(JPG)
2008 埼玉の木の家・設計コンペ 優秀賞受賞(PDF)
■ホロスコープによる分析

洞察力が鋭く、人の心を読むタイプ
会話の裏に隠されている人の欲望や、
事実の裏に蠢いている人の思惑などを敏感に察知する
ひとつの事にのめりこむタイプ
一途ゆえに、ちょっと不器用な一面がある
一つの目的を必ず達成する根性が備わっている
感情を表に出すのが苦手
土壇場のチャンスに強い

■仕事の方向性を探る上で影響を受けたもの
タイトル
著者
出版社
不揃いの木を組む 
小川三夫
草思社
宮大工千年の知恵
松浦昭次
祥伝社
京の大工棟梁と七人の職人衆
笠井一子
草思社
吉村順三・住宅作法
吉村順三、中村好文
世界文化社
建築・NOTE 人間のための住宅ディテール
宮脇檀
丸善
宮脇檀の住宅設計ノウハウ
宮脇檀建築研究室
丸善
住まいのプロ7人と語る
宮脇檀
住宅新報社
男と女の家
宮脇檀
新潮社
■建築を志して

建築設計に進むのは高校3年の時にじっくり考えて決めていました。

祖父の代から「家相」鑑定をしていたので間取りを作るのは
子供の頃から親からの手習いで書けるようになっていました。

不動産広告の間取りを参考にしたり。
間取りを書くことが遊びで過ごすのも多かったです。

また、家の建て替えの時、基礎工事や上棟以降の大工工事などを見て
とても興味を持ちました。職人さんも休憩の時に子供相手に教えてくれました。

小さい頃からイメージを絵に描いたり、工作するのが好きでした。
プラモデル作ったり、思いついたクルマや飛行機などイメージして
スケッチを描いてそれを形にしていくことが得意でした。

車や飛行機を作る会社に進む夢も持っていました。

高校3年の時にクルマや飛行機の分野に進むか建築の分野に進むかじっくり
考えました。学生向けのアイディアコンペに応募したり。いろいろな方に相談したり。

しっかりと考えた結果、間取りは慣れていましたし、
「家相」の知識も生かせるので建築にしました。

家の事情もあり早く社会にでたかったので専門学校に進学しました。

設計をするからには良いものを作りたいという思いが強く、
独立して設計事務所を営む事を目標として勉強をしました。

会社はやっぱり会社の仕事をするしかない限界があります。

この考えは高校生くらいの時からあって、サラリーマンで
定年退職することは考えていなかったんです。

独立してやるイメージしかなかったので会社に勤めていた時は
修行感覚で勤めていました。
就職のときから長くはいませんのでと言ったくらいです。

そして、就職してそれを実感しました。

設計をやるから作ることを知っておこうと工事現場の監督を最初に勤めました。

工事現場で職人さんから色々教わりました。まだまだ職人気質が強く残っている時代で
拘りの職人から伝統構法など「本物の仕事」を幾つも教わりました。

その多くはその後勤めた設計事務所では学べなかったものでした。
設計は机上の仕事で建築は現場で作る仕事。

現場での「本物の仕事」を知ってしまうと机上だけの仕事は本物が持つ醍醐味が足りない。

その醍醐味を自分で物にしたくて起業する踏ん切りが付きました。

伝統構法を得意とする設計事務所は当時限りなく少なく、
独立して独学で身につけることが一番経験をつめる手段でした。

仕事は予算と要望のバランスとるのが難しいですね。
だから私は、どういう風に合理的に予算内につくれるか
が勝負だと思っています。

そのノウハウは現場監督の経験が生きています。

これからも施主の貴重な予算を良い建築に生かす設計を心がけます。